心と身体のつながり

心境はかならず身体に影響をあたえる。

●酵素は、ただの物質でとらえるには無理があるように思います。感情と結びつく体内物質であると思います。気持ちの変化、即身体の変化になります。感情は、恒常性の安定を邪魔するのです。

私達の意志は、何かの理由で、やる気になったり、逆に落ち込んだりします。そのとき、体調に大きな変化が起こります。

たとえば、「財布を落とした」と思った瞬間、血の気が引き焦り出します。慌てて探しても見つからない…となると冷や汗が出てきます。慌てふためき、「どうしょう、どうしょう」となります。しかし、その感情もカバンの中に財布を見つけてしまうと、焦りは消え、安堵します。

ある情報がその人の心に入り込む。先入観(思い込み)で、体調に変化をもたらす。激しい動悸、冷や汗…感情は生体は切り離すことはできません。ここに酵素が関わっていると思います。意志と身体の繫がりの中に酵素も深く関与しているのです。

バランスを崩した、身体をもとにもどすのにも酵素が必要かと思います。


酵素と生活環境

 ●まず酵素は、環境に対してとても敏感です。

 

当然のことながら、鈍感な身体は生命を維持できません。

身体はうまくできています。髪の毛は頭部を守り、眉毛は目に水が流れないように。鼻は食べ物を口に運ぶときに、うまい具合にそばで食べ物をかぎ分けます。変な臭いがする…危ないと感じます。舌により、味の違和感をキャッチする…吐きます。食事という環境に敏感になるようになってます。熱い、寒いは当然のこと。身体のある一定の状態、恒常性の保安こそが第一優先。身体においても、自我においても、私たちは自己保存の法則がはたらき、生きる現場、環境の察知が優先されています。生活環境に敏感なるのは当然のことで、鈍感さは生命の危機です。何よりも食事も環境の一部であること。食事の量と質は大人になればだれでも自分で管理、調整するものですが、皆様はどうでしょうか?

 

●環境への対応こそが、酵素健康法の基本

 

寒いと身体は震え出して、熱を出そうとします。そうなると、服を着こみます。

口にできものができると、食べづらくなり、食事を少なくします。

身体が反応して、私たちはそれを補うわけです。ところが、素直にそうせずに身体に負担をかけることになります。

 

・外気が寒くっても我慢するようになる。➡体温を維持するのに酵素が動員される(毎日続くと酵素がシフトされます)

・美味しいから食べ過ぎる。➡大量に入ってきた異物を消化が大変。(毎日続くとそこに酵素がシフトされます)

 

冷えと食べ過ぎ…これで簡単に酵素のバランスは崩れます。つまり、環境の変化に酵素が使われるというこで、そうなると他の酵素群のはたらきが手薄になてくるので、体調が変化すると考えられます。

 

・冷えは身体の酵素群のシフトを冷え対策シフトにします。

・食べ過ぎは、食べ過ぎ対策シフトをします。

・薬の飲みすぎは、薬の消化分解と血液の浄化シフトのために酵素が使われると考えています。

 

身体の変化と表面意識である私たちの補い合うことで、酵素のシフトを緩和させてゆくことだと思うのです。酵素は、環境からの危機を感じるとさまざまに手を打ちますので、無駄なシフトをつくらせないことが酵素健康法の基本です。

 

●響き働く酵素群

 

あの南方熊楠の研究した「粘菌」をご存知でしょうか。あの「粘菌」ように、全体と部分とがつながっているイメージが私の中にあります。酵素の全体像と中央と部分、部分が様々な働き、個性をもった酵素であっても、常に全体として一つであり、全体として繫がり、補い合う関係で働き、全体が統一されているように思えるのです。

しかも、その酵素群への司令を出すのは私たちの身体の中枢にある自律神経系でしょう。それが、生活の環境の条件と私たちの生活習慣とその意識(意志や緊張)と連動していると思われます。

 

それが、今、私が研究している酵素の「考え方、見方」です。自分の身体の健康状態の確認は常に、肉体面も精神面も含めてトータルに見てゆきながら日々の酵素チェックをしていく大切さを思います。