酵素の原理 健康の原理

■観察した事実から一つ洞察する。

「酵素健康法」とは、食事の健康法です。何をどのように食べるか、ということですが、身体に合った食事というものがよくわかってないようです。

身体に入れて、身体が喜ぶものは、排便時がスムーズなのです→代謝実感

それには、自分の食欲をできるだけコントロールしなければなりません。

健康を維持管理する食事ーーというのが大きなテーマです。

 

食欲は、日々の生活の楽しみです。それを否定してはいけませんが、好きなものを好きなだけ食べるというのは、肯定はできません。

食の喜びあっての私たちであり、健康あっての私たちです。その両立を考えるとき、身体の声を聴くことができるなら、「頼むからもっと、食事は簡素にしてくれよ!」と言っているに違いありません。それほど身体と食欲はかけ離れています。

 

なぜ、このようなことが言えるのかといと、すでに多くの方々が、長岡式酵素健康法を実証をされているからです。ここでは、その「原理」になっている「法則性」につていご紹介します。

 

 

「結果」には、必ず「原因」がありますが、その前提として、まず、あるがままの観察から「実態」や「事象」を得て、一歩踏み込んだ洞察だけをします。二歩、三歩と踏み込んだ洞察は、妄想になりかねません。そのような前提で考えて説明します。一つの事実に、一つの推測、という程度のスタンスにより、事実から外れない自然科学的な立場で酵素を解説してゆきたいと思います。


 
■事実1

動物たちの治癒方法


動物のほとんどが病気やケガのとき、食事を摂らず、地にうずくまり身体の回復を待つそうです。野生の動物はもちろんのこと、家庭の犬や猫でもそのようにするそうです。このことは私たちの身の回りに容易に確認できることです。動物園の動物たちとその飼育員の皆さんもご存知であります。

私自身も、いろんな場でこの話をすると「私の飼っていた犬がそうでした」という声を聴きます。また、シートン動物記でも、それに類することが描かれていると聞いています。

 

動物は病気になると食事をとらない。

また、けがをすると食事をとらない。

 

これは、食を摂らない分、消化酵素が使われなくなり、消化酵素をつくらない分、その酵素分を他の酵素に変えて修復のための酵素にして使うようです。消化酵素を極力使わないことで身体を回復させようとしているのです。

本能としてそれを知っているようです。また、この時、きっと祈るようにして恢復を待っているのではないかと感じられます。

 

 

 


 ■事実2

断食、絶食について実証


断食療法、絶食療法と言われる治療方法があります。上記の動物のように食を断つことで同じ原理を使っているかと思われます。この治療法は多くの生活習慣病の回復が見られています。一日断食、三日断食、一週間断食、さまざまですが、食を断つ、もしくは少量にすることで消化酵素を代謝酵素に変化させて身体の修復を図るようです。すでに実証されています。また、断食のピーク時に急に固形物を食べるとたいへんなことになります。これは、身体が固形物に対応する消化吸収システムを整えていないからでしょう。酵素が配置されていないと考えます。断食経験者は誰もがご存知のはずです。

 

 

 

■事実3

長岡式の実践例→血液検査


長岡式酵素健康法をまじめに、すれば体質改善が起こります。しかも、たった2週間~4週間の間でです。身体の変化を感じていただけます。それは、血液検査の結果が大きく変化するという事実です。

健康体であるなら変化は小さいかもしれませんが、病気の方は血液状態が、何らかの傾きをもっています。その改善が見らるかと思います。

ただし、一切の薬とサプリメントをやめることが条件です。

(※治療をうけたれている方は主治医の承諾が必要)

血液の正常化は、西洋医学も東洋医学も、健康への回復と認めています。

これは、すごいことだと思います。

 

 


■事実4

誰もがすぐに体験できる実践結果→代謝実感


長岡式酵素健康法をまじめにするとめんげんが現れます。さまざまな健康への変化が起こります。めんげん☞「瞑眩」と書きます。いわゆる好転(光転)反応です。身体が良くなってゆくときに表れる湿疹のようなものでデトックス効果の症状です。
また、おトイレでの大便の状態が変わります。代謝実感というところで紹介しています。
身体が軽くなります。はじめて酵素玄米ご飯を続けられた方々の声です。さらに、面倒くさくなってやめてしまい、また始められた方がも同じく、軽くなったと言われます。そのような、身体の反応が確かにあるのです。

 

 

 

■事実5

新陳代謝について

 

私たちの身体は細胞によってつくられています。その細胞は常に新しい細胞が生まれ、古い細胞は身体から外に出してゆくのです。新陳代謝です。そこには常に「変化する力=酵素」が使われると思います。

 

また、消化吸収という変化にも酵素が使われます。この新陳代謝と消化吸収、その他、冷えの対処などにも身体は酵素を使い、恒常性を常に図っているのです。

 

私たちは身体には外から入った食物をエネルギーに変換する力が備わっているのです。身体に入った食物は消化に良いもの、悪いものとありますが、消化に良いものは消化酵素をたくさん使わず体内に入るものと考えられます。消化に悪いものには、多くの酵素の手助けが必要になるかも知れません。

「お肉を食べたら、その3倍(5倍)の野菜を食べよ」といいますが、肉を分解するのに酵素をたくさん使うということだと思います。

 

酵素量のコントロールは、食事の制限と身体の冷えの防止です。さらに言うなら感情のコントロールです。怒りや不満を抱えた方は身体に悪影響を及ぼすからです。まず、無駄に消化酵素を使わないようにすることです。次に身体を冷やさないことです。これらば酵素を代謝のために使う身体になります。つまり、健康のために酵素を使うことになるからです。酵素は様々ありますが、一番大切なのは身体の中枢におけるはたらき。基礎的な重要なはたらきは代謝酵素です。また、様々な酵素との連携がそこにあると思われるのです。



まとめ

●食事をコントロールして、病気を改善方向へ導く方法があるのです。その一つに、「断食」や「絶食」という方法があります。食べないことで、体内酵素のシフトを変える方法です。食べなくなると数日で、消化酵素をあまり使わない身体にシフトするのです。これが、酵素健康法の根本です。
●消化酵素をあまり使わないことで健康(病気)をコントロールする。

消化酵素を使わないことが、代謝酵素の手助けとなり、病気が癒されてゆくように思われます。この実践の場合、薬も極力さけたほうがいいのです。

薬も効力を発揮させるには、その薬の分解に消化酵素を使うからです。

食事のみならず、お薬のコントロールも大切です。現在、医師の治療を受けている方は、主治医と相談してください。(※これは、個人の責任です。)

●身体は健康になろうとする力があります。その力とは酵素が関与していると考えます。病弱状態にあるとき、最大限の酵素の力を引き出すのは食を断ち、病気が早く治ることを祈るようにしてうずくまることでしょう。
●健康状態は排泄(特に大便)に的確に表れます。

●そして、生きていることに対する「感謝」です。

感謝の念は、身体を全機させます。生かされているという思いこそが、大切です。「感謝」の念は、万病の特効薬のようです。