長岡式酵素玄米は「最高のご飯」 と思いますが、「万能」ではありません。

酵素玄米を正しく食べ続けていても…不調が取れない…という方がおられます。

酵素玄米を食べていても、腰痛や消化不良感…等々と、なかなか持病が治らない方からのお問い合わせがあります。この場合、ご飯を万能と考えておられることがあると思います。長岡式酵素玄米は、最高の食事だと私は考えています。そのように受け止めて、日々このご飯を正確に食べていて、改善されないという訴えがたまにあります。いろいろとお聞きしていると、何か足りないところがあるように思い、右下の図を描いてみました。長岡式酵素健康法ですから健康が目的なのですが、実は、健康になるには環境との調和が必要かと思います。健康は目的でなく、手段です。自分の身体を通して自然界と私たちの生き方とのつながりを学ぶことなのです。人生にとって、健康は目的ではありません。人生の目的に向かって生きる。その手段として健康であることと考えています。健康を目的としている、滞りが起きることがあるのです。それは、自分自身の人生観、世界観、仕事観というところを点検することかと思うのです。

 

十全な生き方として、全体を俯瞰してみる。

不健康な状態が続くのは、その方の運動不足も大きな要素です。また、近親者、職場での人間関係、それらをつくっている考え方など、信念というべき、人間観、世界観への点検が呼びかけられていると考えます。さまざまな不調の多くは右下の人生観、世界観への呼びかけが多いのです。長岡先生の晩年はこのゾーンに関わる部分を勉強されていたようです。それは間違いありません。