酵素の説明「植物の心」:成長し、貢献したい

●見ようとすれば見える、

聴こうとすれば聞こえる植物の心

 

「植物の種(たね)」。光と水分があれば、根を出し、芽を出し、葉を広げる。これは、種の中に「植物として成長したい」という意志があるからではないでしょうか。条件さえ整えば、やがてその種は、大きく育ち、二酸化酸素を吸い、酸素を放出してゆきます。光合成をし光のエネルギーを物質化して蓄えます。でんぷんやショ糖にするのです。

やがて花開かせ、実をならす。生物たちの糧になります。

また、鳥の巣となり、虫の巣となり、朽ち果て微生物の餌食となります。そこには、自然界に対して「貢献したい」という意志が見られるのではないでしょうか。

ただし、植物はモノは言いません。寡黙ですが、そう語っているようです。

まれに植物と対話する人がいます。お百姓さんや植木屋さん中には、対話ができる人がいます。植物に接している方には当然かもしれません。

 

植物は種の状態から、光と水と大地の温もりによって育ちます。地下の菌類とのつながりも大きい。ともかく育つのです。たった一つの種でも、大樹となり、多くの動物の住処となり、憩いの場を提供します。

たった一粒の種が大きく育ちます。太陽の光、水、二酸化炭素、大地の温もりや菌類のはたらきによって、大きな働きをするのです。

単純にいうなら、ごく微量の種という存在がアマゾンのジャングルのような広大な植物群とでもいうのでしょうか、緑をつくるのです。それがオゾン層という太陽の紫外線を吸収する地球全生命を守る層をつくるのです。

 

それだけではありません。ほんのちっぽけな粒が大木となり、建物や家具の材料にもなり、燃やせば燃料となるのです。言うならば、粒のような種が、太陽の光や水や地下の菌類との出会いによって、さまざまなものを生み出しているということ。果実、芋、豆、葉、茎、さまざまなものが食料になり、それらから私たちはエネルギーを取り出しています。つまり、太陽光線の物質化であるのです。太陽の光は植物の状態となり、動物の口に入り、太陽のエネルギーを形にして、いるようです。

 

もし、地球上に植物の種がないなら、この地上界は石や砂や粘土で地表は覆られるのではないでしょうか。太陽光線の物質化というものを植物たちは果たしているのです。私たち人間がそれを使っているのです。

 

●音楽と植物

クラシック音楽やロックを植物に聞かせる実験で、ロックは、植物に良い影響をあまり与えなかったようです。しかし、クラッシック音楽を与えると、成長が順調。さらに、インド音楽は、植物がそのスピーカーに絡まった。つまり、植物は音楽という芸術を理解しているのです。植物の心の存在を証明されたようです。

 

兵庫県伊丹市では、酒蔵でもろみに音楽を聞かせて、美味しいお酒を造っていると聞いたことがあります。

もの言わぬ植物や菌類、微生物たちが心を持っていないと決めつけることの愚かしさを感じます。人間が「自然を支配した」との思い上がり、愚かさです。自然こそ敬い、共存共栄してゆく、「自然回帰」こそが求められていると思います。そして、「自然回帰」という考えに基づいた食事療法が酵素健康法であります。

 

●植物たちの気持ち

植物は、種の中で「成長したい」という願い持ちつづけています。そのときを待ち焦がれているのです。私は、そう考えています。成長のための環境、条件がそろうと根を出し、芽を出し、すくすくと成長し、花開かせ実をならします。二酸化炭素を吸い込み酸素を放出する。動物たちへの貢献をしています。ここに「貢献したい」という意志があることが見れます。大自然というすべてを産み育てようとする親心に対して応えたい…「孝」の想いを抱いているように思います。つまり、酵素の「孝」がここにあるのです。「孝」というのは、親の気持ちがわからないと「孝行」はできないはずです。

種として、大地にまかれ、成長し、やがて自然世界に貢献したいという思いが植物の中に眠っているのです。同様に、それを助ける生体内の物質が「酵素」であるといえないでしょうか。

植物たちは、寡黙に存在しています。寡黙だから「いのち」がないように軽く扱われがちですが、違います。神社などの神木と言われるものは力を持っているようです。

 

●酵素をどう見るか

学者は、酵素を物質として研究をします。試験管をふり難解な化学式にしたりできます。一つ一つの酵素に対して詳しいようですが、つながりや全体性を見失っていると思うのです。

 

自然界には、恒常性という大いなる意志があり、それに向かって、動植物も鉱物も存在していて、大いなるその意思に従い貢献しようとしているのです。

その全体像を知ったときに人間は圧倒的な感動体験をするようです。たとえば、あのアポロの宇宙飛行士が抱いた宇宙(ユニバース)体験です。大自然は一見すると個々の種(しゅ)の存在としかみれませんが、よくみると連携があるのです。無限に近い個性(種)のハーモニーなのです。

 

個々の種(しゅ)に、全体に対する貢献への意志があるから連携が生まれているのではないでしょうか。そして、地球上の恒常性に働いているものと相似形のごとく体内のシステムがあります。つまり生体内の触媒である「酵素」が同じ働きをしていると思うのです。

顕微鏡をのぞいたり、化学式で考えると見えなくなる回答がここにあるのではないでしょうか。

※水と光を与えると、根を出し、芽を出し、やがて葉を出します。環境が整うと育つのです。逆を言えば、環境が整うのを待っているのです。植物たちは種のときは待っているようです。※種の中に、「成長したい」という意志を感じます。

※木は、二酸化炭素と太陽光により、光合成をしてでんぷんをつくります。花を咲かせ、実をつけます。鳥や昆虫、コケ、微生物に住処を提供し、自然界の環境を保全し、「生きとし生けるものを生かそう」としています。「自然界に貢献しょう」とする意志を感じます。

●以前、YouTubeで「探偵ナイトスクープ」なる関西ローカルの番組を見た。その中で、「四葉のクローバーを見つける少女」が出演し、四葉のクロバーの声が聞こえるとのこと。思うにやらせ番組ではないようです。以前はその動画はアップされていました。

その解説を書いたサイトです。

https://news.nicovideo.jp/watch/nw3200438

結構、このような繊細な能力をもっている人はがいるようですね。子供の頃は誰もが繊細な感覚を持っていたのですが、大人になるにつれて、失うようですね。